K.Yairi DY28-12 #1
2007-10-21


[LINK] (禺画像]) [LINK] (禺画像]) さて、ヤイリギター2本目です。ちょっと長文になります。
DY28-12は、Martin D12-28のコピーモデルです。ヤイリでは、オールソリッドであるDY28の12弦モデルということになります。
このギターは80年製で、当時の定価が10万円。6弦モデルのDY28は当時9万円でした。現行は2倍以上の価格設定になってしまっていますね。材料の高騰などで仕方ないですな・・・。
これも、高校時代にバイトで貯めた金で買ったもので、27年の付き合いです。御茶ノ水はカワセ楽器で購入。
これまで大きなトラブルは発生していません。唯一、オリジナルのペグがゴールドメッキのものだったのですが、メッキが腐蝕してきてザラザラになったので、03年に自分でゴトーのクロームに替えたのみです。
また、98年にピックアップを付けています。

[LINK] (禺画像]) まずは、スペックを書いておきます。

サイズ:ドレットノート
トップ材:スプルース単板
バック材:ローズウッド単板
サイド材:ローズウッド単板
ネック:マホガニー2P
ブリッジ:エボニー
指板:エボニー
バインディング:プラスティック白黒マルチ
塗装:全面ラッカー
ペグ:ゴトー製クローム ※自分で交換
ピックアップ:PR-500(後付け)


[LINK] (禺画像]) 今回は、外観を見てみます。内部の様子は、こちら

DYシリーズだけあり、高級な材が使われていますね。トップのスプルースは、非常に目が細かい。店に展示してある有名海外老舗ブランドの貝がいっぱい使用してある100万円近いようなもの(バレバレか・・)でも、これほど細かいものは見たことが無い位です・・は言い過ぎか? さすがにローズがソリッドだけあり、重量は重いですね。ヘッドもそれなりに重いので、YW-500Rから持ち替えるとズシッときます。

D28コピーということで、バインディング、ロゼッタ共にプラスティックです。塗装がラッカーだけあって、27年の経過を感じさせる黄ばみがあります。上のヒールキャップの写真でも分かりますが、セル部分が黄ばんでいます。 これは、ラッカー塗装であることの証しですし、オールドらしい風格をもたらすものです。ポリウレタンと違って、その質感は違います。 [LINK] (禺画像]) 塗装厚が薄く感じる分、板の質感を感じられるというか、艶に落ち着きがあります。ウレタンはわざとらしい艶みたいに私は感じます。やはりラッカーが好きですね。


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