Silje Nergaard 〜 Unclouded
2012-08-19


Silje Nergaardの新譜です。
リリースされてから4ヶ月位経ってますけど、未だに飽きずに聴き続けています(汗)
[LINK] (禺画像])禺画像] 前々作の「Thousand True Stories 」がグラミーノミネートまで行って、どんな新譜を出すか楽しみでしたが、前作がクリスマスソングのアルバムだったので買いもしなかったですが、今回のアルバムは、やってくれました!イイです!
「Thousand True Stories」或いはその前から重厚なストリングスを取り入れた、ちょっと他には無いJazzを聴かせてくれましたが、この「Unclouded」は、基本アコギ2本です。非常にシンプルな構成ですが、楽曲が良いので、聴けば聴くほど引き込まれる感じです。一言で言えば「癒されるアルバム」です。
1曲目「All I Had」。「Unclouded」というアルバムタイトルにふさわしい爽やかさを感じますし、このアルバムのサウンドを示唆する曲です。2曲目「Norwegian Boatsong」。何故、インド音楽風なアレンジなのかは不明ですが、デュエットしている、Kim Andre Rysstadのヴォーカル結構好きです。3曲目「God's Mistakes」。ギターソロでJohn Scofieldが弾いてます。まぁ、そんなもんかな?ってプレイですが、ジョンスコのイメージって、335っぽいちょい歪んだ音なんですが、ナチュラルな音出してます。4曲目「The Moon's A Harsh Mistress」。やばいっすね。仕事帰りの電車の中でクールダウンするには最高です。丁寧なセリアのヴォーカルが心に沁みます。また上手くなったなぁ〜。ギター2本だけですが、このアレンジもまた良い。判ってらっしゃるっていうプレィです。5曲目「Ordinary Sadness」。ここ数年の彼女の曲の中では、No.1じゃないのかなぁ?セリアらしい曲です。文句なしです。気持ちイイ。このメロディに体を委ねてください。
他の曲も捨て曲はありません。落ち着きたい時に聴くには本当にお勧めな1枚です。

バックの2名のアコギは、Havar Bendiksen、Hallgrim Bratberg。共にセリアと同じノルウェーのミュージシャンかな?マイク録りです。微妙なフィンガリングの音も拾ってます。ナチュラルな録音です。イイです。 Hallgrim Bratbergの鉄弦ギターは、ラリビーです。Havar Bendiksenはライヴでは、ボロボロに使い込んだヤイリのWY1を使ってますね。共に抑制の効いた上手いギタリストです!

Youtubeに音源がありましたので、リンクしておきます。このアルバム5曲目です。

[音楽]

コメント(全0件)
※コメントの受付件数を超えているため、この記事にコメントすることができません。


記事を書く
powered by ASAHIネット