メセニー・メルドー
2007-09-29


今回のライブで初めて見ましたが、Patのフルアコの向かって右にあるfホールに黒いモノが付いていて、シールドも2本刺さってるし・・「何かな?」と考えていると、ピックのアタック音やPatの息づかいが拾われていて、「コンデンサーマイクか」と謎が解けた訳です。ハムバッカーのボリュームを落とすと、このマイク入力だけになり、まさにアコースティックな音。マンザーいらずだな・・とも思えるほど。ストロークでこの音のみにする事が多かったですね。もちろん、ハムバッカーとミックスされた音も、アタックが乾いた音となって、非常にナチュラルな音に感じられ好印象でした。瞬間的に浮かんだのが、PMGの 「Still Life (Talking)」禺画像]の2曲目 So May It Secretly Begin でこの手法を使っているのでは?と思いました。

Bradのピアノは、タッチを弱く弾いているように見えましたねぇ。だけど、スタインウェイはこもらずにしっかり鳴っていました。改めてJazzLifeのインタビュー記事を読んでいたら「Patの音はダークトーンが多いので、いつもより音量を押さえ気味にすべきだと考えた・・・」というBradの言葉がありました。なるほど!バランスを取るための奏法なのかぁ!奥が深い!

ライブから1週間。まだ、余韻があります。何ともシアワセですなぁ。

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